・不定愁訴外来、通称愚痴外来担当の田口公平に“将軍(ジェネラル)”という異名を持ち、田口の古い友人、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという告発文書が届く。高階病院長から依頼を受けた田口は調査に乗り出す。田口・白鳥シリーズ第3作。映画化もされた。
・「田口・白鳥シリーズ」なのに、白鳥の出番というか活躍が前2作よりも少なかったように思えた。まあ、前作の『ナイチンゲールの沈黙』と同時期という設定があったせいもあるとは思うが、それにしても少ないと思った。
・映画とはやはり違っていた。映画のように人は殺されていない。あくまで、速水の癒着疑惑が主だった。