2009年05月01日

イノセント・ゲリラの祝祭

作・海堂尊
・田口・白鳥シリーズの第4作。ロジカル・モンスター、白鳥の名指しで厚労省主催の医療事故調査委員会に出席することになった田口。さまざまな思惑が飛び交う会議で田口はグズグズの医療行政の現実を知る。・彦根が官僚達に対して言った言葉は作者の海堂さんが読者に一番伝えたいことなのかもしれないな、と思った。いや、「読者に」じゃなくて「今の日本に」って言った方がいいかな。
posted by ゆう at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

ジェネラル・ルージュの凱旋

作・海堂尊

・不定愁訴外来、通称愚痴外来担当の田口公平に“将軍(ジェネラル)”という異名を持ち、田口の古い友人、救命救急センター部長の速水晃一が特定業者と癒着しているという告発文書が届く。高階病院長から依頼を受けた田口は調査に乗り出す。田口・白鳥シリーズ第3作。映画化もされた。
・「田口・白鳥シリーズ」なのに、白鳥の出番というか活躍が前2作よりも少なかったように思えた。まあ、前作の『ナイチンゲールの沈黙』と同時期という設定があったせいもあるとは思うが、それにしても少ないと思った。
・映画とはやはり違っていた。映画のように人は殺されていない。あくまで、速水の癒着疑惑が主だった。
posted by ゆう at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

デモナータ8幕狼島

作・ダレン=シャン
訳・橋本恵

・前作と同時期にグラブス達がどうしていたかが、描かれている。(前作で描かれた)ダービッシュ邸襲撃事件は誰が仕組んだのかを探るため、『子羊』のリーダー、プレイ・アティームを追うグラブス達。そこで予想だにしない事実を知らされる。
・まさにクライマックスって感じだ。すごく展開が早い。次巻が楽しみだ。
posted by ゆう at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

螺鈿迷宮

作・海堂尊
・落ちこぼれ医大生の天馬大吉はひょんなことから桜宮病院にボランティアとして潜入することになった。しかし、そこで右腕骨折、右側腹部打撲、額に切り傷、U度の熱傷と不幸に不幸が重なり、入院することに。さらに、桜宮病院にはとてつもなく深い秘密があって…。
・「チーム・バチスタ」シリーズの番外編と呼べる作品。「ナイチンゲールの沈黙」の一ヶ月後に刊行。前作まで姿を見せなかった「氷姫」が登場する。
posted by ゆう at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月01日

ナイチンゲールの沈黙

作・海堂尊
第4回「このミス」大賞に選ばれた「チーム・バチスタの栄光」の続編。
病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患者は、網膜芽腫の子供、アツシと瑞人。眼球摘出をせざるを得ない彼らに胸を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口に依頼し、小児愚痴外来が始まった。そんな中、瑞人の父親が殺され、警察庁から出向中の加納警視正や、厚生労働省の変人役人・白鳥が病院内で捜査を開始する。
posted by ゆう at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

西の魔女が死んだ

作・梨木香歩
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わる一月あまりを、西の魔女こと、大好きなおばあちゃんのもとで過ごした。そこで、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の要は、何でも自分で決めることだった。
映画化されている。
posted by ゆう at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

ぼくらの大冒険

作・宗田理
・『ぼくら』シリーズ第三作。春休みも近い3月下旬。アメリカから転校生がきた。自分は病気のためあと三年の命で、信仰のおかげでUFOを呼ぶことができるという彼に誘われ、見物に行った英治らだが、そこで二人が突然、消えてしまう。まさか、UFOに連れ去られた?英治らはTV局の矢場や瀬川老人に応援をたのみ、二人の奪還に向かう。やがて、ある宗教団体の悪巧みが明るみに…。
・面白かったけど、今までほどじゃない気がした。
posted by ゆう at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

ぼくらの天使ゲーム

作・宗田理
・『ぼくら』シリーズ第二作。夏休みに“戦争”を起こした一年二組は二学期からクラスを分断されてしまう。そこで、旧一年二組のメンバーは“一日一善運動”という新しい活動を開始した。彼らが次々実行する「いいこと」に大人達は閉口するばかり。そのさなか、美人で有名な三年生の先輩が、校舎の屋上から落ちて死んだ。自殺か、他殺か?老稚園計画を妨害する悪質な地上げ屋と闘い、先輩の事件の真相を追及する彼らは、やがて意外な事実を知る。
・読んでいて痛快な気分になった。彼らみたいな真似が出来たらいいのになんて思った。
posted by ゆう at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

ぼくらの七日間戦争

作・宗田理
・『ぼくら』シリーズ第一作。夏休みを前にした、終業式の日、東京下町にある中学校の、一年二組の男子生徒全員が、姿を消した。その数時間後、FMラジオから生徒たちが流す“解放区放送”が聞こえてきた。彼らは河川敷の廃工場に立て篭もり、そこを解放区として、大人達への“叛乱”を起こしたのだ。PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶ大人達との大戦争。初めて刊行されたのは1985年。大ベストセラー。1988年に映画化もされている。
・大ベストセラーともあって面白かった。映画も観てみたい。
posted by ゆう at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パスワード・ダイヤモンド作戦!!

作・松原秀行
・前作『悪魔の石』の続編。オーストラリアに留学していたまどかから突然メールがきた。その内容はレイ=ネロがパリの「最後の独身貴族」と言われている男と結婚するというものだった。
・ファンタジックなところはあったけど、児童本としてはなかなか面白かった。
posted by ゆう at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。